核兵器を無くす連鎖反応の始点となる作品になってほしい…映画『オッペンハイマー』の感想&考察です。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。
製作国:アメリカ(2023年)
日本公開日:2024年3月29日
監督:クリストファー・ノーラン
自死・自傷描写 性描写 恋愛描写
おっぺんはいまー
『オッペンハイマー』物語 簡単紹介
『オッペンハイマー』感想(ネタバレなし)
原爆を作った人間と共に歴史を直視する
1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下され、8月9日には、長崎へも原子爆弾が投下された…。
枢軸国の日本と連合国のアメリカの第二次世界大戦(太平洋戦争)の終末。15万から24万人近くの地元の人たちが亡くなり、それ以上に多くの人が被爆で命を落としたり、後遺症に苦しむことになった人類の歴史上、最悪の戦争惨禍のひとつ。
この歴史については子どもの頃から日本在住している人のほとんどは教育で学んでいます。
でもその原子爆弾はどうやって、誰が作ったのか。その歴史は案外と日本人もよく知らなかったりします。日本は自国の原爆に関する被害を教えることには比較的積極的でしたが、その科学史を教えることはわりと怠ってきた部分があります。
しかし、科学の歴史も大切です。これを知らないと「二度と核兵器を使うことのない未来を作る」なんて理想も手が届かないですし、教訓も不十分でしょう。科学の過ちが核兵器を生んだのは紛れもない事実なのですから…。そしてその同質の過ちは誰でも犯す可能性があるもので、それは日本も東日本大震災の福島原発事故でも重々身をもって味わったはず…。
そう考えるとこの映画はアメリカ人だけでなく、日本人も観た方がいい作品なのではないでしょうか。被害者側ありきではなく、反省する側として…。
それが本作『オッペンハイマー』です。
アカデミー賞で作品賞も獲り、話題性は言うまでもなかったので、もう説明することもないかもしれません。
本作はそのタイトルどおり、「原爆の父」と称される原子爆弾を生んだ科学者のひとりであるロバート・オッペンハイマーを主題にした映画です。具体的には日本に投下された原子爆弾を開発したアメリカの「マンハッタン計画」を主に描いています。
『オッペンハイマー』は広義では戦争映画ですが、兵士も戦場も一切でてきません。あくまで伝記映画であり、オッペンハイマーとその周囲の人間模様を軸にした硬派なドラマです。演出としては心理サスペンスも交えています。
これだけ聞くと、オッペンハイマーのことをよく知らない人は「原爆製造と投下を讃えるアメリカ視点の軍国的な物語なのかな」とやや気落ちするかもしれません。でもそういう映画ではないです。
なぜなら…これはちょっとネタバレしてしまいますけど、まあ史実なのでいいでしょう…確かにオッペンハイマーはマンハッタン計画の中心的リーダーとして原爆開発に尽力したのですが、一方で原爆開発後は核兵器の使用&製造に反対するようになり、アメリカ政府と敵対していった人物だからです。
つまり、この『オッペンハイマー』はかなり明確に「反戦・反核」映画となっています。これまでも「反核」の映画は欧米でありましたが、『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(1964年)や『魚が出てきた日』(1967年)など風刺作品が目立っていました。『オッペンハイマー』はそれとは全然違い、ハリウッド映画の中でこれほど核兵器の負の歴史にリアルに迫る大作は珍しく、これでも相当に踏み込んだ一作だとは思います。とくにマンハッタン計画を加害者的責任を感じる者の視点で描くという意味では、アメリカにしかできない作りの映画ですからね。
そのアメリカの戦争映画史においてもターニングポイントになりそうな『オッペンハイマー』を手がけたのが、映画界を遠慮なしで切り開く筆頭となってきた“クリストファー・ノーラン”。
コロナ禍で閑散と沈黙した映画館を誰よりもトップランナーで復活への風穴を開けたのも、2020年の“クリストファー・ノーラン”監督作の『TENET テネット』でした。
その“クリストファー・ノーラン”、どうやらかねてからずっとこのオッペンハイマーを題材にしたかったそうで、念願の実現となりました。構成としてはこれまでの“クリストファー・ノーラン”の監督のフィルモグラフィーだと『プレステージ』に近い感じですね。『インセプション』や『インターステラー』のような壮大なSF要素は無く、『ダンケルク』のような臨場感ある戦場描写もない。非常に抑えた演出と、ときおり光る際立った心理描写で成り立っています。
一応、“カイ・バード”と“マーティン・J・シャーウィン”による伝記書籍「American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer(オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇)」を原作としているのですが、完全に“クリストファー・ノーラン”流に染め上げられている映画だと思ってください。
豪華な俳優陣が勢ぞろいした演技面でも見ごたえありです。実在した人物がかなり多数入り乱れ、あまり説明なしでバンバン登場するので、知識がないと混乱するところもあると思いますけど、後半の感想ではざっと登場人物の史実も含めた整理もしていますのでそれもぜひ参考に。
『オッペンハイマー』は批評家からは高評価ですが、題材が題材なだけにどうしても論争的になりがちです。この映画が「反核」として機能するのか、しないのか…そのあたりの私の印象も後半の感想で書いています。
とにかく戦争映画において歴史的な一作なのは間違いないので、1度鑑賞してみるのはいかがですか。ただ、3時間あるので大変ですけど…。
『オッペンハイマー』を観る前のQ&A
オススメ度のチェック
ひとり | :見逃すのは惜しい |
友人 | :関心ある人同士で |
恋人 | :長いので注意 |
キッズ | :直球の性描写あり |
『オッペンハイマー』感想(ネタバレあり)
あらすじ(前半)
1954年、ロバート・オッペンハイマーは名前を呼ばれて目を開けます。今、彼は公聴会で追及を受けていました。その理由は機密取扱者の適格性を問う審議であり、つまりスパイの可能性を疑われていたのでした。
時を遡ること、1924年。オッペンハイマーはハーバード大学からイギリスのケンブリッジ大学に留学し、そこで物理学を学んでいました。22歳の博士課程学生として学習意欲は旺盛で、化学から理論物理学の世界へと足を踏み入れ、知識を深めます。
後にノーベル物理学賞が贈られるパトリック・ブラケットのもとで研究していましたが、周囲に馴染めず不安な感情を抱え、ついブラケットに腹を立ててオッペンハイマーは毒リンゴを残し、それをノーベル物理学賞受賞経験のある客員科学者のニールス・ボーアが食べそうになるというハプニングまで…。
次にドイツのゲッティンゲン大学に留学し、ヴェルナー・ハイゼンベルクなどの影響から理論物理学者の道を本格的に歩み始めます。
1929年に博士号を取得した彼はアメリカに戻り、カリフォルニア大学で教鞭を取ることになりました。
そんな中、弟フランクと彼の恋人が共産主義者だったため、オッペンハイマーは彼らに連れ添うように共産党の会議に出席します。そこで同じく共産党員であったジーン・タットロックと出会い、オッペンハイマーは惹かれていき、体を交えます。
ところがナチス・ドイツがウランの核分裂に成功したという驚くべきニュースでオッペンハイマーは衝撃を受けます。しかも、ナチスのヒトラーがポーランドを侵攻する事件も続き、不安は増します。
この核分裂は兵器に応用できる…オッペンハイマーは科学的洞察力からそう直感していました。
既婚者で元共産主義者のキャサリン(キティ)に出会い、彼女と家庭を築くことになっても、その不安はついてまわります。
1942年10月、オッペンハイマーのそばに以前から見かけたレズリー・グローヴスは自分はアメリカ軍の准将だと正体を明かし、オッペンハイマーを呼び出します。
グローヴスの目的は原子爆弾を開発すること。そのために「マンハッタン計画」を指導させ、そのリーダーを務める優秀な科学者を欲していたのです。
ユダヤ人だったオッペンハイマーからしてみれば、ユダヤ人迫害を続けるドイツとの戦いに貢献できるのは本望でした。こうして、1943年、オッペンハイマーはニューメキシコ州にロスアラモス国立研究所を設立して所長に就任。全米から優秀な科学者を集め、原子爆弾の開発に着手します。
しかし、まだ何か不安は消えず…。
登場人物の一部をおさらい
ここから『オッペンハイマー』のネタバレありの感想本文です。
『オッペンハイマー』は総勢30名以上の登場人物が集結し、しかもほとんどが実在の人物なので整理するのも大変です。以下に何人かを紹介しておきます。
映画序盤は“キリアン・マーフィー”演じるロバート・オッペンハイマーの大学時代が矢継ぎ早に描かれますが、そこでもパトリック・ブラケット、ニールス・ボーア、ヴェルナー・ハイゼンベルクなど著名な物理学者が続々と登場します。
オッペンハイマーは「理論物理学」という学問を専門とします。従来の物理学は実験と観察によって導き出されていましたが、19世紀末から20世紀にかけて物理学は大きな発展を遂げます。エネルギーの概念が重視され、どうしても巨視的な学術的分析が求められるようになり、そこで数学的モデルを組み合わせて物理学を捉える理論物理学が体系化されていったのです。
純粋に科学探求に勤しんでいたオッペンハイマーを軍事の世界へと誘うのが、レズリー・グローヴスです。アメリカ陸軍の軍人で、1942年に陸軍マンハッタン工兵管区司令官に任命され、これが「マンハッタン計画」の名前の由来となります。物理学の知見という意味では原爆を生み出したのはオッペンハイマーたち科学者ですが、実質的に指揮をとったのはこのグローヴスで、原爆をどこに投下するかも含めて大きな決定権があったと言われています。本作では“マット・デイモン”が演じており、あまり軍人っぽくない雰囲気をだしつつ、オッペンハイマーとの微妙な関係性を映し出していました。
もうひとりの本作の重要人物が“ロバート・ダウニー・Jr.”演じるルイス・ストローズ。「アメリカ原子力委員会(AEC)」の創設メンバーのひとりとなるわけですが、原爆開発に直接参加しておらず原子力の平和利用の立場だったので、オッペンハイマーの味方をしてくれるのかなと思いきや…。このあたりはかなり当時の政治的駆け引きが浮き彫りになりますね。
このストローズとピリピリした緊張感でぶつかるのが、物理学者で「米国科学者連盟」の会長を務めたデヴィッド・L・ヒル。まさか演じるのが“ラミ・マレック”とは…。
原爆投下後にハッキリと反核に傾くオッペンハイマーに対して、物理学の中で起き始める冷戦といった様相で、核兵器賛成派の筆頭に立つ物理学者となるのが、“ベニー・サフディ”演じるエドワード・テラーです。この人は「水爆の父」なんて呼ばれるようになりますが、オッペンハイマーとは全然違うのでなんだかオッペンハイマーが可哀想ですけど…。でもこの人もユダヤ系です。
イジドール・イザーク・ラービやエンリコ・フェルミなどオッペンハイマーと同じく水爆反対の姿勢をとる物理学者もいました。ただ、原爆開発時の状況と違い、もはやその威力が証明されてしまった以上、これは政治問題へと移行しており、ハリー・S・トルーマン大統領(演じるのは“ゲイリー・オールドマン”!)の決定には逆らえず…。
こんな感じで、登場するキャラがみんなそれなりの偉人なので、全員それぞれで伝記映画が作れるレベルです。
男の心理的葛藤とその裏で消えるクィアな女の苦悩
これだけ数多くの登場人物が総出演する『オッペンハイマー』ですが、3時間を使って群像劇にするでもなく、あくまでオッペンハイマーの一人称で一貫しているのが特徴です。
それこそ本作はオッペンハイマーの心理を表現し続けた主観映画と言えるほどでした。
本作は公聴会で質問されているオッペンハイマーが過去を呼び覚ますようなかたちで展開し、記録ドキュメンタリーのようなものではなく、ひとりの人間の記憶と体験に依存した語り口です。
冒頭からこのオッペンハイマーはとにかく不安を抱えており、それは留学のホームシック以上の何かで、得体が知れません。核分裂を思わせるイメージ映像が挿入されることで、これは後に核兵器を生みだす宿命と重なっていきます。
序盤で“T・S・エリオット”の長編詩『荒地』を読んでいるのも示唆的ですし、「トリニティ実験」も“ジョン・ダン”の詩に因んでオッペンハイマーが名付けたそうなので、案外と文学にも親しい人だったのかな。言い方を変えると当時のオタクって感じでもありますが…。
そうやってオッペンハイマーの心理に向き合い続ける作品なので、この手のジャンルにありがちなドラムを使ったいかにも軍隊っぽいBGMとかは一切ありません。軍事的な乗り物もほぼ映らないので、ミリタリー好きには物足りないでしょうね。
マンハッタン計画を描いた作品としては、ドラマ『Oppenheimer』(1980年)、映画『シャドー・メーカーズ』(1989年)、映画『Day One』(1989年)などがこれまであったのですが、私は『シャドー・メーカーズ』しか見たことないですけど、『オッペンハイマー』はかなり振り切って対極的な作品だなと感じました。
もうひとつオッペンハイマーの心象を表現するアプローチとして本作が駆使しているのは女性関係で、オッペンハイマーは“エミリー・ブラント”演じる妻のキャサリン(キティ)の他に、“フローレンス・ピュー”演じるジーン・タトロックと不倫関係にありました。
ただの不倫ならたいして特筆するまでもないのですが、タットロックが共産党員だったのでややこしいことになり、これがオッペンハイマーの中にある「アメリカの敵になってしまう恐怖」と交差していきます。
それをあんな公聴会公開セックスみたいな演出で表現する…。“キリアン・マーフィ”の裸をこんなに見る作品だとはね…。
ちなみにジーン・タトロックもかなり興味深い人物で、彼女は自分は同性愛者だと思ったこともあると知人に打ち明けたこともあるそうです(Today)。同性愛か、両性愛か、無性愛か、それは本人しか知らぬところですが(いや、本人も混乱していたのかもだけど)、タトロックはオッペンハイマーに何度か告白されても結婚はせず、独特の距離をとり続けます。結局、鬱病の中(彼女は精神科医でした)、1944年に29歳で自殺してしまうのですが、それがセクシュアリティのメンタルヘルスゆえなのかはわかりません。
軍事的マッチョイズムに迎合しない男の心理的葛藤をメインで描きつつ、その裏ではクィアだったかもしれない女の苦悩が密かに消え果ていく…。そういう視点で見るのも面白い映画です。
その誰とも乖離してしまう寂しさを抱くオッペンハイマーが映画内で最後に打ち解け合って本音をだせる相手として登場するのが、20世紀最高の物理学者と評されるアルベルト・アインシュタイン。このアインシュタインはマンハッタン計画に直接関与はしませんでしたが、計画の後押しとなる発言はしつつ、でも核兵器には反対する姿勢をとったので、オッペンハイマーの共感性を刺激します。
本作は1955年に亡くなったアインシュタインと、なおも苦悩するオッペンハイマーを並べることで、ひとつのケアを着地させるような物語でした。
広島や長崎の描写は必要だったか?
『オッペンハイマー』に対して、とくに原爆を投下された日本からは「広島や長崎の描写があるべきでは?」という意見があるのも当然頷けます。
もちろん本作はオッペンハイマーの一人称視点で進むので、広島や長崎の場面にいきなり変わったりはできない構成なのもわかります。
一方で核兵器の被害を全く描いていないわけではなく、戦勝を祝うスピーチの最中で、歓声をあげる群衆が眩い光とともに皮膚が剥がれるかのように見えたと思ったら一瞬で消える…そんなビジョンをオッペンハイマーが垣間見るシーンがあります。彼の核戦争の恐怖が表現されたものです。
私の意見ですが、個人的には本作に「広島や長崎の描写」はない方がいいと思いました。無論、広島や長崎の原爆被害はあらゆる場で語られるべき歴史です。ただ、本作にそれを安易に複合するとマイナス面もあるなと思う部分も…。
何よりも「広島や長崎の描写」があるとまるでオッペンハイマーがそれによって反省して改心したように見えてしまい、彼の反核の姿勢が途端に白人救世主的な行動になってしまいます。実際のオッペンハイマーは広島や長崎の原爆投下に対して謝罪したわけでもないですし、それはさすがにオッペンハイマーをヒーローにしすぎだろう、と。
逆にこの映画『オッペンハイマー』に必要なのは現在における核へのメッセージだったのだと思います。例えば、映画のラストに「現在、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮は核兵器を保有し、日本政府を含めて核抑止に賛同している国がたくさんある。地球上に存在する核弾頭の総数は推定12520発とされている」とか、追記されていれば、より映画の批評性は有無を言わせず高まったでしょう。
本作に対して、実は原爆生存者、核実験の被害者、若者運動家らからの公開書簡が事前に映画製作会社に送られ、クレジットが流れる前にそうした現在の核拡散防止についての警句を流すようにお願いしていたそうです(The Mary Sue)。
他にも、実験地におけるニューメキシコ人の健康被害を描いていないとか、マンハッタン計画では他にも12万人が働いていて(大半の人はこの場所が何のための施設なのかよくわかっていなかったそうですが)、さまざまな視点が描けるという指摘もあります(Business Insider)。作中でオッペンハイマーはマッカーシズムで赤狩りの対象になったわけですが、マンハッタン計画に参加していた女性たちも同性愛と疑われて、いわゆる「ラベンダーの恐怖」と呼ばれる取り調べを受けたこともわかっています(Them)。
他にも語られるべき物語は無数にあるのです。この『オッペンハイマー』の興行的成功を機に、核兵器に関する世界の出来事が多角的にどんどん映画化されるといいなと私は思います。もうハリウッド映画における核兵器を、デカい怪獣や用済みの街を吹っ飛ばすための道具で終わらせてはいけません。
最初の核兵器使用国アメリカでは「原爆投下は日本との戦争終結に必要だった」と語り継がれており、そのナラティブに変化をもたらす波紋となる映画にこの『オッペンハイマー』はなりうるのか…。そこも注視していきたいです。
ただ、本作に対して明確に苦言したいのは、エグゼクティブ・プロデューサーに“ジェームズ・ウッズ”を加える必要はなかったでしょう。“ジェームズ・ウッズ”は熱烈なドナルド・トランプ支持者で、イスラエル支持者。『オッペンハイマー』がどんなに反核兵器のメッセージを込めていても、そんな人物がクレジットに加わっていることは映画を台無しにするものではないでしょうか…。
そして何よりも加害者としての自覚はみんなが持つべきです。アメリカの罪ってわけじゃない、アメリカだけが感傷に浸るものでもない…世界中の人間の罪ですから。
世界を破壊する連鎖反応に対抗できるのは、核兵器を無くす連鎖反応の始点となるエネルギーです。
ROTTEN TOMATOES
Tomatometer 93% Audience 91%
IMDb
8.7 / 10
シネマンドレイクの個人的評価
作品ポスター・画像 (C)Universal Pictures
以上、『オッペンハイマー』の感想でした。
Oppenheimer (2023) [Japanese Review] 『オッペンハイマー』考察・評価レビュー