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ドラマ『ドゥーム・パトロール』感想(ネタバレ)…なんじゃこりゃあ!?

ドゥーム・パトロール

なんじゃこりゃあ!?なヒーローたちに会ってみませんか…ドラマシリーズ『ドゥーム・パトロール』の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。

原題:Doom Patrol
製作国:アメリカ(2019年~)
シーズン1:2021年にU-NEXTで配信(日本)
シーズン2:2021年にU-NEXTで配信(日本)
シーズン3:2022年にU-NEXTで配信(日本)
原案:ジェレミー・カーヴァー
セクハラ描写 DV-家庭内暴力-描写 児童虐待描写 LGBTQ差別描写 人種差別描写 性描写 恋愛描写

ドゥーム・パトロール

どうーむぱとろーる
ドゥーム・パトロール

『ドゥーム・パトロール』あらすじ

異常な能力や容姿ゆえに世間から疎まれる者たち。全身フルメタルのロボットマン、負のエネルギーを宿すネガティブマン、64の人格を持つクレイジー・ジェーン、体がドロドロに変形するエラスティ・ウーマン、高度なコンピュータで肉体をアップデートしたサイボーグ。人目につかない邸宅で暮らしていたが、正体不明の悪党「Mr.ノーバディ」にさらわれたチーフを救出するため各地で起こる怪事件に赴くことに…。

『ドゥーム・パトロール』感想(ネタバレなし)

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ヒーローも劣等感に引きこもる

自分って変な奴なのではないか…。容姿、声、言葉、性格、能力、趣味、興味関心、過去の行い…。人は自分の様々な要素に対して“他者の目”を気にしてしまい、それが「劣等感」となって自身を苛むことがあります。劣等感にも強弱がありますが、これが悪化すると厄介です。底なしに陥った劣等感によって自分はどんどん悪い運命(doom)に引きずり込まれているような気がしてくる…。

そんな劣等感に苦しんでいるのは一般人だけじゃない。ヒーローだって同じこと。

今回紹介するドラマシリーズは、劣等感のどん底に沈んでいる“変わり者すぎる”ヒーローたちの、なんとも奇妙で、どん臭くて、ぶっ飛んでいる、そんな異色の作品です。

それが本作『ドゥーム・パトロール』

『ドゥーム・パトロール』は、「スーパーマン」や「バットマン」などおなじみの「DC」のコミックが原作です。と言ってもDCの映画やドラマを観ないと物語がわからないというわけではなく、この『ドゥーム・パトロール』は基本は独立した作品になっていますので、いきなり本作を見始めても大丈夫です(ところどころ他のDC作品の小ネタはありますけどね)。

『ドゥーム・パトロール』の特徴は何と言っても異色だということ。まずヒーローたちが変わっています。

一人目は全身が時代遅れの旧式デザインのロボットになってしまったダメ親父

二人目は見た目はサングラスをかけたミイラみたいで唐突にエネルギー体が身体から飛び出して気を失う意味不明な男

三人目はストレスを受けると体がブヨブヨドロドロ状の物質に変化して気持ち悪いスライムみたいになる元女優

四人目は64の人格を持っていて加えてそれぞれが固有のスーパーパワーまであってコントロールが全くできない情緒不安定すぎる女

五人目は体がサイボーグ化しているけどペアレンタルコントロールをかけられていて父親に管理されっぱなしな若者

世界を救うヒーローどころか、自分が生きるのさえままならない…そんな奴らが集まって何ができるのか。

さらに非常に…こう…言葉に詰まりますが…何というか“突拍子もない”映像や展開のオンパレードになっており、絶対に他のヒーローものでは見られない絵が拝めます。これは確実にお約束できます。ほんと、「えぇぇ…」って絶句するようなシーンもありますよ。

ノリとしては“ジェームズ・ガン”監督の『ザ・スーサイド・スクワッド 極悪党、集結』とかドラマ『ピースメイカー』に通じる感じと思ってもらえれば…(それ以上に幼稚だけど)。

あと、これまでのアメコミ・ヒーローものの中でも比較的クィアな要素も濃い作品なので、そのへんも期待したい人にもオススメです。

一方でセクハラとかDVとか児童虐待とか、トラウマを刺激する描写も挟まれるのでそこは注意ですが…。ただし、その憂鬱に沈みそうになるところをあえて吹き飛ばすように振り切った明るいテンションで突き進むドラマでもあるので、上手くバランスはとれているんじゃないかな。

メタな演出もたっぷりで、『デッドプール』以上に好き勝手やるのでお楽しみに。

私としてはDC作品の中ではかなり好きな部類に入る一作ですね。

『ドゥーム・パトロール』の原案はドラマ『スーパーナチュラル』を手がけた“ジェレミー・カーヴァー”

俳優陣は、第1にロボットマンを演じるのが“ブレンダン・フレイザー”で、この“ブレンダン・フレイザー”がヒーローやってる時点で相当に面白いです。そしてドラマ『オレンジ・イズ・ニューブラック』でも印象的だった“ダイアン・ゲレロ”が多重人格を器用に熱演しており、ドラマ『私はラブ・リーガル』の“エイプリル・ボールビー”は顔がデロデロになります。また『ノーマル・ハート』の“マット・ボマー”はハンサムな顔がほぼ包帯頭に隠れる姿で登場しますし、『パージ:エクスペリメント』の“ジョイバン・ウェイド”も大活躍。

さらにジェームズ・ボンドを演じたこともある“ティモシー・ダルトン”がこの役回りかと納得のキャラクターを演じ、最近のディズニー作品によく声ででる“アラン・テュディック”が超ノリノリで悪趣味なヴィランになりきっているのも見どころ。

劣等感に沈んでいるときは『ドゥーム・パトロール』でも観て元気をもらいましょう。一緒にムシャクシャすればいいんです。

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『ドゥーム・パトロール』を観る前のQ&A

✔『ドゥーム・パトロール』の見どころ
★個性的すぎる“ぶっ飛んだ”キャラクターたち。
★強烈に印象に刻まれる“ぶっ飛んだ”映像展開。
✔『ドゥーム・パトロール』の欠点
☆やや下品。子どもには見せづらい。
日本語吹き替え あり
黒田崇矢(クリフ・スティール/ロボットマン)/ 高橋広樹(ラリー・トレイナー /ネガティブマン)/ 魏涼子(リタ・ファー/エラスティ・ウーマン)/ 潘めぐみ(クレイジー・ジェーン)/ 沢城千春(ヴィクター・ストーン/サイボーグ)ほか
参照:本編クレジット

オススメ度のチェック

ひとり 4.0:ヒーローものに飽きた人にも
友人 4.0:話のネタになる
恋人 3.5:同性愛ロマンスあり
キッズ 2.5:性描写あり
↓ここからネタバレが含まれます↓

『ドゥーム・パトロール』感想(ネタバレあり)

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あらすじ(序盤):「マジかよ」が止まらない

1948年のパラグアイ。三流の悪人エリック・モーデンは元ナチスの科学者であるハインリッヒ・フォン・フックスの実験に参加します。超越した存在になれると信じて…。

1988年、フロリダ州。豪邸にて妻ケイトも娘クララも放り出して他の女とヤっているのはクリフ・スティール。カーレーサーで、「事故って死ねばいい」と妻に言われつつ、今日もレースで快走。しかし、妻の挑発に気をとられ、車の前にクラッシュした別の車が…

目覚めるとナイルス・コールダー博士という男が視界に映ります。7年経過していました。しかも、事故で酷い状態となったクリフは脳だけがロボットの体に移植されていました。「妻はどこにいる?」「君は死んだと思われている」…その現実にショックを隠せません。

このコールダーのいる屋敷は後に「ドゥームマナー」と呼ばれる場所。すでに先住者がいます。リタ・ファーという落ち着いた風情の女性と、ラリー・トレイナーというサングラス包帯男です。

ラリーは1961年の時点では有望なパイロットでした。しかし、X15というテスト機を飛ばしていた最中に謎のエネルギーに晒され、機体は地面に落下して爆発。立ち上がって生還したラリーの体はおかしくなっていました。

リタは元女優。1955年にアフリカでの撮影で川に落下し、異変が起きます。顔がドロドロと溶け、身体を保てません。キャリアはそこで途絶えます。

地味な練習を積んでなんとか歩けるようになったクリフ。頭の中にあるのは娘への想い。でもテープを聞かされて真実を知ります。あのレース中に事故を起こしたのではありませんでした。暴力沙汰で人生が破滅し、やけになるも謝って妻と娘を車に乗せて走行。そのときに事故を起こしたのです。自分は唯一の生存者でした。

こうして失意に沈んだまま何十年も経ちました。2019年、クレイジー・ジェーンという64の人格がある女性が屋敷にいたとき、コールダーが用事で屋敷を離れました。そこでジェーンの発案でクローバートンの街へ息抜きにでかけます。

ところがリタは自分がポルノ女優になったと世間に認知されていると知り、動揺。リタはデロデロになって街は大混乱。かろうじてクリフが事態を収拾します。

けれども帰ってきたコールダーは焦っていました。

「必ず何かが起きる、できるだけ遠くに逃げろ」 

そしてみんなの前に現れたのはモーデン…またの名を「Mrノーバディ」

さあ、あらすじはもうおしまいです。

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シーズン1:最後はディープキス

『ドゥーム・パトロール』の映像ドラッグみたいな数々、シーズン1から目に流しこまれまくったのではないでしょうか。わかったでしょう、これがどんなドラマか。

ロバの口へのダイブ、陽気に喋る馬の首バフォメット、恐竜頭のアニマル・ベジタブル・ミネラルマン、あごひげを食べるアーネスト、アント・ファームから大脱走する尻モンスターの群れ、筋肉操作のフレックス・メンタロによる一斉オーガズムの大事故、そして巨大ゴキブリと巨大ネズミのディープキス…。

ふざけるのも大概にしてよ!?という映像の濁流なのですが、きっちり作品内の登場人物がツッコんでくれるので観客に負荷はかかりません。

でも映像面はアホ全開ですけど、物語の主軸は案外としっかりしています。びっくり人間コンテストに見えつつ、その本質は自分の劣等感と向き合う物語。それも各キャラに実は政治的・歴史的・ジェンダー的な要素を丁寧に編み込んであって…。意外と真面目です。

クリフは典型的な有害な男性像であり、それがあのレトロなロボットの風貌に表れています。実は生きていたとわかった娘への自分本位な希望を諦め、不器用さを自覚し、一歩を踏み出す。近所の子とロボットダンスするシーンが良かったですね。

ラリーはゲイであり、あの包帯容姿はクローゼットを、無意識にエネルギー体(スピリット)が身体から飛び出してしまうのはカミングアウトへの衝動の示唆かな。正常管理局は転向療法と重なるし…。ずっと抑圧されていた彼でしたが、ジェンダークィアのダニー・ストリートという意識を持った街との触れ合いなど自身と和解。ダニーのエピソードはとくにグっときました。

リタはルッキズムへの恐れがドロドロ変化に暗示されているのかと思ったら、想像以上にもっと複雑。性的虐待の常習犯であるプロデューサーに女優を紹介する役割に身を落とし、若手女優を自殺させた過去があるのでした。最後はナレーションで反撃するのがナイス。私はあのナメクジ状態とかも好きですけどね。

ジェーンも過去が壮絶。面白いのは最悪の人格であるカレンで、愛の魔法が使えてラブコメ生活を好む傾向にあり、恋愛伴侶規範のウザさというものが風刺されていたこと。ジェーンもなかなかに脱規範の可能性を秘めていますね。

ヴィクターはSTARラボのサイラス・ストーンを父に持ち、過干渉な父とコンピュータにうんざり。黒人の保守的家庭観と人体実験史を彷彿とさせる状況ですが、映画『ジャスティス・リーグ』よりも濃厚にドラマが描かれていて何よりです(映画の方は役者の扱いも酷かったしね…)。

半ばクリフのヤケクソ気味(体内のネズミのせい)でみんなでグループセラピーしつつ、最後はナイルス・コールダーの後ろめたい人生を解きほぐし、正常管理局(かつては異常調査局)の闇、不死の力が欲しかった願望に一旦は失望しつつ、驚異的すぎる娘を守るために帰ってくる。ヒーロー誕生(?)の瞬間が綺麗に描かれていました。

「配信サービス全体をコントロールできるんだぞ」と抜かすミスター・ノーバディとの決着はこれで終わりなのかな。

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シーズン2:世界が18禁になってしまう!

『ドゥーム・パトロール』のシーズン1は全15話でしたが、シーズン2は予算規模が減ったのか、全9話です。本当は全10話を想定していたらしいですがコロナ禍で急遽1話分削減になったとか。だからなのかやや急ぎ足の物語展開ですね。

今シーズンも“ぶっ飛んだ”映像の盛り合わせ。第1話から前シーズンのあれやこれやのせいで、ラリーを除きみんなミニサイズのまま、クリフの作ったミニチュアパークに暮らしています。この映像がまず楽しいです。腹いせにネズミを殺しているという外道っぷりもあったり。

そして、ドクタータイムの時代統一感ゼロのローラーディスコで脳みそをぶちまけたかと思えば、背中から蝶の羽が生えたり、唐突に宇宙船が着陸してきて宇宙から墜落したり、愚かな行動を起こすスキャントが盛大に破裂したり…。

シーズン2最大のアホの極みはやはり第4話。レンガブロックになってしまったダニー・ストリートを励まそうとフレックス&モーラリー・コラプトらダニズンたちが屋敷に来訪し、リタのお試しのせいでまたもフレックスのパワーでオーガズム体験が発動。そこへ性的超常現象から世界を救いに来たセックスメンが駆け付け、「セックスゴーストを対峙しないと世界は18禁になってしまう!」という意味不明展開に「何が起きているのかわかんねぇよ、今回ばかりはマジで!」と登場人物と観客の心がシンクロする神回ですよ。

キャラクターの成長もワンステップ進みます(進んでいるのかな?)。

クリフは娘のクララに真実を打ち明け、クララもパートナーの女性に出会って今は妊娠中で不安いっぱい。結局は結婚式の誘いを放り出したので関係性は二歩進んで三歩下がった感じですが、ジーザスを殴ったから良しとしよう。

ラリーは息子ゲイリーは亡くなったと知るも息子ポールに再会して残された孫たちと交流をしようとしましたが信用されずに失敗。しかも宇宙に旅立ったヴァレンティーナ・ボストーク(モスクワ)はあっさりスピリットと調和していると知り、自分の能力の低さに自信喪失。

リタは能力を使いこなすことでヒーローになろうとするも、プロデューサーと交わっていた母の姿を見た子ども時代の記憶が蘇り、またも不安定に。

ジェーンは主人格を降ろされ、ミランダが人格の主導権を一時握るも、虐待を受けていた子ども時代のケイの過去と向き合うことにしますがどうなるやら…。

ヴィクはバグダットでIEDによって瀕死の傷を負うもマシン化で一命をとりとめたロニと恋人関係に。けれどもそのロニと対峙することに…。

各キャラの状態は何かしらのディザビリティとも言えます。その選んだわけではない“体”について、みんな何十年もかけて少しずつ受け入れ前へ進もうとしている。バカみたいなことしてるけど、これくらいゆっくりでもいいんですよというメッセージとも受け取れますね。

シーズン2の重要キャラはコールダーの娘である11歳(生まれて101年)のドロシー・スピナーです。ダニーの街の地下に匿わせていましたが、その能力は絶大。巨大な蜘蛛ハーシェルなど空想の友達を召喚できるのですが、そのうちのひとりキャンドルメーカーがヤバさMAX。最終話では蝋で固まる一同でしたが、コールダーの愛する女性であり、ドロシーの母であるスラヴァが現れ、自分で武器を作ってキャンドルメーカーと立ち向かうドロシーが火に飲まれて一応の閉幕。

シーズン2も能天気かつ奇々怪々&ちょっぴりシリアス…良い塩梅だったんじゃないかな。

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シーズン3:発進!ドゥーム…なんだっけ?

『ドゥーム・パトロール』のシーズン3は全10話。第1話の序盤は前シーズンがおそらくコロナ禍のせいで中途半端にしか製作できなかった続きから開幕。まさかのコールダーの死亡です。

しかし、そんな気まずい空気も知らん!とばかりにこのシーズンも映像面では大暴走。よくわからんドリルマシンで地底から現れて排便する女、BGMも用意済みの真面目な殺戮者ガーグアックス、ペガサスを狩猟するクリフの父、下手な「死」という漢字(いや、これは真面目に作ったつもりなのだろうけど)、ヒップ人間…。なんか汚さがパワーアップしてないか…。

5人も支離滅裂な体験ばかりすることになります。殺人光線であの世に送られたかと思えば、次はゾンビになるし、コールダーの脳みそを食べて復活するハメに。と思えば潜在意識の世界で自分と対峙。ひとつのシーズン内でいろんなことが起きすぎだよ、このドラマ…。

各キャラクターも自分と向き合ってはいるのですが、その過程でどんどんぬかるみにハマって自滅してしまう始末です。

クリフは孫が生まれて“良きお爺ちゃん”になろうとするもパーキンソン病の進行で性的快楽に逃げる自分の不甲斐なさが悪化。そこから脱して最終的には巨大ロボになってしまうとは思わなかったけど。楽しそう…。

ラリーは宇宙へ飛び出しますがスピリットを失って帰還すると謎のデカい幼虫を口から吐き、以前に放棄した育児に今度は頑張るぞと励む。幼虫だけどね…。

ヴィクは黒人のヒーローに出会えなかった幼少期と父の黒人が自立して身を守るにはこうするしかないという決断に「生まれたままの姿で歩きたい」と回答し、人工皮膚で非サイボーグへ。

ジェーンはケイを優先しようとしますが、悪趣味なセサミ・ストリートの一件もありつつ、ドクター・ハリソンを優位に立たせる取引を結んでしまい…。

そしてシーズン3で一番活躍するのはリタ。女優になれなかった、ヒーローになれなかった、じゃあタイムトラベラーだ!…というちょっと段数飛ばしすぎな発想で行動したことで、シスターフッド・オブ・ダダというメタヒューマンの集団と過去で出会い、年月を共にします。しかし、マダム・ルージュ(ローラ・デミル)の裏切りで、愛するマルコムを失い、復讐を決心。どこぞのおバカ・ヴィランなんだというブラザーフッド・オブ・イービルと対決しつつ(脳に熱湯をかける簡単な作業)、でも最後は巨大化して正真正銘のヒーローに。

やっと(もうシーズン3ですけど)このメンバーがスーパーヒーローチームになる覚悟が決まりました。まあ、覚悟が決まったというだけなんですが…。

ここまで寄り道が多すぎるスローペースなヒーロー作品、そうそうないですね。でも人生なんてそんなものです。

『ドゥーム・パトロール』
ROTTEN TOMATOES
S1: Tomatometer 96% Audience 79%
S2: Tomatometer 97% Audience 69%
S3: Tomatometer 100% Audience 80%
IMDb
7.8 / 10
シネマンドレイクの個人的評価
7.0

作品ポスター・画像 (C)DC Entertainment

以上、『ドゥーム・パトロール』の感想でした。

Doom Patrol (2019) [Japanese Review] 『ドゥーム・パトロール』考察・評価レビュー